スタッフ日記

該当件数 87
エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.124 過ぎ行く春、夏めく渓でイワナ釣り/竹田 正
2022.05.13

 うららかな春の朝、4月下旬のコト。せせらぎを聞きながら朝の腹ごしらえをしていると、2台の車が連なって、上流に向かって走り去っていった。これで4台目、どうやら今日は入渓者が多そうだ。そそくさと食事と釣り支度を終え、ロッドを片手に入渓点に向か […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.123 春を知る。渓の花々とイワナとヤマメ。/竹田 正
2022.04.28

 この春は久しぶりに雪景色の中でのスタートとなった。近年の解禁釣行を思い出してみると、川岸にしっかりと残雪があったのは2012年と2013年の春くらいで、ここ暫くは大した根雪も残っていないことが多かった。そのため岸辺までのアプローチに使うス […]

北上川水系追波川 サクラマス釣行
2022.02.19

北上川水系追波川へサクラマスを狙いに行ってきました。 東インター店スタッフ鹿野です。 2月の初めから何回か通ってはみたもののアタリは全くなく 厳しい状況が続き水温や潮の流れがやはり 大きく影響してるんだと実感した。 今回は4回目の釣行。 根 […]

「エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング」より    お知らせ 各記事のタイトルをまとめ、それぞれにリンクを貼りました
2022.02.10

日頃より当店スタッフ日記 「エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング」を 閲覧いただきありがとうございます。 お客様より「過去の記事を閲覧できない」とのお声を頂きました。 2016年に行われた基幹HP […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.122 キイロガガンボカゲロウの棲む沢/竹田 正
2021.09.17

 アユ釣りがひと段落した八月の末のコト、本流域を離れひと月ぶりに渓へと足を運んだ。渓流釣りが禁漁となるまで、およそひと月。今シーズンの総まとめに本腰を入れる時期がやってきた。  釣行直前に降った雨の影響で、目当てにしていた流れはやや増水気味 […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.121 愛おしいイワナ/竹田 正
2021.08.14

 私が釣りに出掛ける近辺の川では、相変わらずの渇水状態が続いていた。今年は珍しく短い梅雨だったこともあり、そのおかげでアユ釣りは好調だった。久しぶりに解禁当初から型の良いアユを釣ることもできた。  七月も下旬になると台風6号が発生、ほどなく […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.120 源流イワナとかくれんぼ/竹田 正
2021.07.30

 春の渓流釣り解禁以来、時が経つのが早いもので、渓流釣りシーズンもついに折り返し地点を過ぎてしまった。この時期になると、今のうちに心おきなく渓を歩いておきたい、毎年そう思うのである。  五月以降、六月に入ってもまとまった雨が降ることが無い日 […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.119 夏の訪れと源流イワナ釣り/竹田 正
2021.07.02

 6月上旬の梅雨入り前のコト。真夏を思わせる日差しを受け山の緑は日増しに深くなり、動物や昆虫等様々な生き物たちで生命感に満ち溢れてくる。イワナ達も例外ではない。育ち盛りの若い世代はもちろん、この秋には産卵に参加する成魚も、この時とばかりにも […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.118 早くも源流のイワナ釣り/竹田 正
2021.06.11

   連日夏のような日差し、五月の初旬とは思えない気温の高さだった。記録的に早かった桜の開花から続くこの感じ、今年は殊更に季節の進みが早い。大型連休が明けてちょうど一週間、例年ならヤマメとイワナを狙って里の川で釣りをする時期である。  今回 […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.117 夏の本流ヤマメ/竹田 正
2021.05.28

 5月、爽快な新緑の季節。夏の気配を感じる頃になると、時折、稚アユの群れを見かけるようになる。陽光を浴びてきらきらと光り輝き、見るからに元気いっぱいである。そんな様子を窺っていると、自然に笑みがこぼれてくるのだ。たとえ天然遡上が多いとは言え […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.116 可憐で美しいカワゲラ。キブネミドリカワゲラ/竹田 正
2021.05.07

 鬱蒼とした森、渓に伝う林道を歩いて行く。コゴミの季節はとうに過ぎ、ゼンマイの葉も開き切っている。名もわからない巨大なシダの群れがわさわさと葉を伸ばしている。それらの独特の姿を見る度思い起こすのは太古の恐竜時代……。  谷筋に陽の光が差し込 […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.115 2021渓流釣りシーズン開幕 ニンフで通した二日間のコト/竹田 正
2021.03.19

 二月中旬の激しい降雨は大水をもたらした。お陰で冬枯れの流れは一変したことだろう。澱んだ垢や木の葉は洗い流され、川床は輝きを取り戻していた。冷たく澄んだ水を湛えた流れは活き活きとしていた。ここ数年無かったほどの久しぶりの積雪も手伝って、雪代 […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.114 春の重要種。ナミヒラタカゲロウとマエグロヒメフタオカゲロウ/竹田 正
2021.03.05

 ナミヒラタカゲロウは、東北でもどこの渓流に行ってもよく見かけるカゲロウである。マエグロヒメフタオカゲロウと色合いやサイズがよく似ており、羽化する季節も重なっている感じである。そのため飛んでいる個体を見たときは一見すると見分けにくいが、ナミ […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.113 2020渓流シーズン最終釣行、秋の彩。/竹田 正
2020.10.30

 「9月の終りは、どうしたって釣り人で込み合うし…、さてさて何処に入ろうか……」ある沢を思い出しては消え、また他を思い出しては消え…幾つも繰り返しつつ、過去の記憶を手繰り寄せながら車を走らせていた。高速道路を降り目的の川に向かう。  釣り人 […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.112 大イワナ狙い。バッタの季節にマドラーミノー。/竹田 正
2020.10.09

 夏の名残と秋の始まり、実りの季節となった田園を流れる渓流。稲穂が垂れ、いよいよ収穫の季節を迎える頃。イナゴにフキバッタ、ササキリなどの仲間が、そこかしこで姿を見せる。東北の山里でよく見かける穏やかな風景。  その渓流にはイワナが生息してい […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.111 テーパーリーダー。経験と知恵と技術の賜物。/竹田 正
2020.08.07

 まるで生きているかのように宙を舞うフライライン。景色に映える鮮やかなオレンジ色はロッドに操られ、いつの間にか、その先端からしゅるるるるっと、遠くへと伸びて行く。リーダーの先に結ばれたフライは更に遠くへと運ばれ、ループが伸びきると同時に、ひ […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.110 ピーターロスとブラック&オレンジ/竹田 正
2020.06.26

 ピーターロスというウェットフライ、鮭の稚魚を連想させるパターンとして紹介されることもあるが、もともとはアトランティックサーモンを釣るためのものらしい。ピーターロスのウィングにはティールを用いるが、確かに、この縞模様が鮭稚魚のパーマークに見 […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.109 春の探し物/竹田 正
2020.05.29

 解禁当初は風に翻弄されることが多い。今シーズンもまさにその典型で、川へ出かけるたびに暴風に攻めたてられ、満足に釣りが出来ずにいた。なんだか、毎度ついてないよな~、と思いつつも、それでもめげることなく、毎週三陸の川へと通い続けた。先日の解禁 […]

エッセンス オブ フライ フィッシング & エッセイ オン フライ フィッシング    vol.108 モンカゲロウとフタスジモンカゲロウ/竹田 正
2020.05.15

 モンカゲロウは日本各地の清流や湖に広く分布しているカゲロウである。普段は砂に潜って生活している幼虫(ニンフ)は、羽化時期が近付くと活発に水中を泳ぐようになる。フタオカゲロウ類と同様、泳ぎが得意である。その羽化は水面で行われ、成熟したニンフ […]

お花を探しに里山散策とホットサンド/やまのしけ
2020.04.05

3月中旬から毎週のように、陸前落合駅から歩いて西風蕃山を拠点に歩き回っていました。今年の里山はいつもより少し早くお花が咲く感じだろうと、通いこむこと3週間。やっとカワイイお花たちに出会うことができました。 先ずは、登山口でイチゲが出迎えてく […]

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