新時代のドレスコード?○○と出会う前に用意したいモノ。
2025年09月22日(月)
熊の出没情報、年々増えてないですか?
神奈川県内では、8月に伊勢原市内で目撃情報が2件。
近隣の山梨県では、今年に入ってから人が襲われる被害が2件。
おっかないですね。出会いたくないもんです。
熊の出没情報の増加に比例して、注目を集めている、とあるアイテムがございます。
それが、「熊スプレー」。
唐辛子の刺激成分を噴射して、その刺激成分で熊を撃退するアイテムです。
今年は国産の熊スプレー「熊一目散」も登場。
海外製より手ごろなお値段なこともあって、注目されているアイテムです。
ピンクで分かりやすいです。店頭で探してみてください。
暖かい時期が長い近年、紅葉ハイクなどを楽しむ方も多いと思います。
まだまだ入山予定がある方は、ご購入を検討してみてください。
ワタクシの父親もこの前買ってました。予定なくなったらしいですが。
ところで熊スプレー、使い方はご存じですか?
「あー、熊に向かって噴射すればいいんでしょ?OK OK。」
みたいな認識のまま使えば、自分で食らっちゃうかもしれません。
注意点はざっくり3つ。
①スプレーの構造
②風向き
③噴射方法
①スプレーの構造
安全ピン付きのタイプは見慣れない形で混乱しちゃう場合があります。
必ず確認しましょう。
安全ピンの外し忘れ、噴射方向間違いに注意してください。
ノズル逆向きで人の顔にかけちゃった…!なんて話を聞いたことがあったりなかったり。
(持ち方は2つ目の画像を参照。誤射防止のため安全ピンは付けたまま撮影。)
②風向き
意外と盲点だと思います。ですが、スプレーなので当然ともいえます。
熊と相対したときに自分が風上にいるかどうか、確認が必要です。
風下にいる状態で噴射したら自分が苦しみます。
横風だと熊に届かない可能性があります。
③噴射方法
熊との距離に応じて噴射方法も変わってきます。
目安ですが、
熊との距離が8~10m:正面でS字に噴射して煙幕を作る。
熊との距離が5m程度:熊の顔に向けて直接噴射。
距離が遠い場合は熊の進行を妨げる煙幕として、
距離が近い場合は撃退のための攻撃として。
やみくもに使わないよう注意しましょう。
熊の行動を制止できたら、次の行動はその場からの避難です。
速やかに安全な場所へと避難しましょう。
熊スプレーの使用方法について、
国産熊スプレー「熊一目散」の商品ページで具体的な記載があります。
熊一目散 商品紹介ページ(外部リンク)
一読ください。それで正しい使い方を覚えましょ。
余談ですが、
釣行時のライフジャケット着用は、今ではドレスコードのようになっています。
同じように近い将来、入山時の熊スプレー所持がドレスコード化するかもしれません。
しかし、ライフジャケットにしろ熊スプレーにしろ、事が起きてからの最後の手段。
最善は事が起きないように努めること。
ともすれば忘れがちですが、
必要なのは、危険な状況を回避するための冷静な判断力ではないでしょうか。
神奈川県内では、8月に伊勢原市内で目撃情報が2件。
近隣の山梨県では、今年に入ってから人が襲われる被害が2件。
おっかないですね。出会いたくないもんです。
熊の出没情報の増加に比例して、注目を集めている、とあるアイテムがございます。
それが、「熊スプレー」。
唐辛子の刺激成分を噴射して、その刺激成分で熊を撃退するアイテムです。
今年は国産の熊スプレー「熊一目散」も登場。
海外製より手ごろなお値段なこともあって、注目されているアイテムです。
ピンクで分かりやすいです。店頭で探してみてください。
暖かい時期が長い近年、紅葉ハイクなどを楽しむ方も多いと思います。
まだまだ入山予定がある方は、ご購入を検討してみてください。
ワタクシの父親もこの前買ってました。
ところで熊スプレー、使い方はご存じですか?
「あー、熊に向かって噴射すればいいんでしょ?OK OK。」
みたいな認識のまま使えば、自分で食らっちゃうかもしれません。
注意点はざっくり3つ。
①スプレーの構造
②風向き
③噴射方法
①スプレーの構造
安全ピン付きのタイプは見慣れない形で混乱しちゃう場合があります。
必ず確認しましょう。
安全ピンの外し忘れ、噴射方向間違いに注意してください。
ノズル逆向きで人の顔にかけちゃった…!なんて話を聞いたことがあったりなかったり。
(持ち方は2つ目の画像を参照。誤射防止のため安全ピンは付けたまま撮影。)
②風向き
意外と盲点だと思います。ですが、スプレーなので当然ともいえます。
熊と相対したときに自分が風上にいるかどうか、確認が必要です。
風下にいる状態で噴射したら自分が苦しみます。
横風だと熊に届かない可能性があります。
③噴射方法
熊との距離に応じて噴射方法も変わってきます。
目安ですが、
熊との距離が8~10m:正面でS字に噴射して煙幕を作る。
熊との距離が5m程度:熊の顔に向けて直接噴射。
距離が遠い場合は熊の進行を妨げる煙幕として、
距離が近い場合は撃退のための攻撃として。
やみくもに使わないよう注意しましょう。
熊の行動を制止できたら、次の行動はその場からの避難です。
速やかに安全な場所へと避難しましょう。
熊スプレーの使用方法について、
国産熊スプレー「熊一目散」の商品ページで具体的な記載があります。
熊一目散 商品紹介ページ(外部リンク)
一読ください。それで正しい使い方を覚えましょ。
余談ですが、
釣行時のライフジャケット着用は、今ではドレスコードのようになっています。
同じように近い将来、入山時の熊スプレー所持がドレスコード化するかもしれません。
しかし、ライフジャケットにしろ熊スプレーにしろ、事が起きてからの最後の手段。
最善は事が起きないように努めること。
ともすれば忘れがちですが、
必要なのは、危険な状況を回避するための冷静な判断力ではないでしょうか。


