野外災害救急法「WFA」

2024年01月20日(土)

宇都宮駅東店

WMA野外災害救急法を、ご存じですか?
https://www.wmajapan.com/
世界31か国で選ばれている野外災害救急法です。
その中の「WFAベーシックコース」を受講してきました。

WFA(ウィルダネスファーストエイド)とは・・・
医療アクセスが過酷な環境や災害などの状況でも「いのちをつなぐ」救急法、それが「野外災害救急法」です。
カリキュラムはウィルダネス状況下(医療体系への引き継ぎや必要な処置を受けるまで に長時間を要する状況)で必要とされる評価と処置、また長時間に 及ぶ経過観察と看護、過酷な自然環境下での考え方などを体系的にまとめた内容で、座学を通じて頭で理論的に理解し、次いで実技を通じ体で覚える学習スタイルもその特徴の日本では新しい救急法です。

このカリキュラムは12日間のオンライン学習と2日間の実技セッションの合計14日間のコース。
休日と出社前の朝にオンライン学習を行い、2日間の実技セッションは磐梯山の麓、猪苗代町にて受講してきました。
二日間通して、降雪の中の講習はまさに「ウィルダネス状況下」といえる講習でした。
濃い内容の14日間でしたが、受講前と受講後では救急法の考え方が変わりました。

登山イベントや野外活動だけでなく、災害等で道路が寸断され病院への搬送に時間要する状況は、すぐにでも起きる可能性があります。
そんな時に、目の前の傷病者に対して適切な判断と対処が出来るように、そして、アウトドアガイドとしても「顧客の安全を守る」ために、この14日間で学んだことを忘れずにブラッシュアップしていこうと思います。
ガイドじゃなくても一般の方でも受講できるコースです。
興味がある人は是非、受講することをオススメします。

WMAJの講師の皆さん、一緒に参加したアウトドアガイドの皆さん、ありがとうございました!
スタッフ:永井
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