フィッシングコーナーよりフィールド情報

2023年08月30日(水)

西那須野店

この夏は渓流のフライフィッシングを今年から入門して頂いているお客様と
何度か釣行してきました。
初回は開けた里川でラインを伸ばす感覚とアプローチの仕方を体感して頂こ
うと思い、店舗からもほど近い那珂川水系で練習です。

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ヤマメやカワムツがフライにどのように出てくるのか、また魚が逃げない
立ち位置や距離感はどのようなものなのかを説明しながら釣り上がります。
時期的にも渇水のため、ヤマメは流れの絞れたスポットのみに定位してお
り、肩に近い位置でフライに出てはくれますが、入門者にはアワセのタイ
ミングが少し難しい状況でした。それでもフライで初めてのカワムツを
キャッチ。毛鉤釣りの練習ではいつでも相手をしてくれる身近なターゲット
です。

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そして、先日はイワナが釣れる会津の小渓に行ってきました。世の中は猛暑
がつづいていますが、東北は盆を過ぎると朝夕の空気はとても気持ちが良い
涼しさになってきています。イワナの着きやすいポイントや性質をお伝えし
て、いざ入渓です。

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流芯の脇や岩の影、反転流など、よいスポットをトレース出来ていますが、
最初は中々反応がありません。しかししばらく釣り上がり流れが分岐する
辺りで、待望の1本が出てきてくれました。

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小ぶりではありますが、フライに出た瞬間もしっかりと確認出来た、
昔から会津地方で釣れる着色斑の細かいタイプのニッコウイワナです。
この沢もずっと昔からイワナの系統は変わっていません。

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記念すべき野生のイワナを撮影します。
私も高校生のときに、学校の先生に源流に連れて行ってもらい初めて
イワナをキャッチしたときのことを思い出しました。それまで図鑑で
しか見たことの無かった憧れの魚を手に出来たことに言葉にできない
思いがあったものです。


最初の1尾は私がサポートしましたが、続いてヒットの際は最後まで
お客様自身でランディング。

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この日は4尾のイワナをキャッチすることが出来ました。
本当に早いもので渓流の残りシーズンも僅かとなってきましたが、
フィールドも少し秋に向かい釣りもしやすい陽気になってきました。
キャッチしたときの喜びも格別な、渓流のフライフィッシングに
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。店舗STAFFがサポート
いたします。

使用したフライ:エゾディアのヘアウィングカディス#12、
        クイルボディパラシュート#12など
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