スタッフ釣行記 ”野良便り” vol.5~宮崎五ヶ瀬・玄海灘
2023年08月15日(火)
今回の野良便りは渓流・オフショア・離島と盛り沢山の内容でお送りします!
1日目は、「日向の緋色ヤマメ」を求め宮崎県五ヶ瀬川水系に行ってきました。
五ヶ瀬川は延岡から日向灘にそそぐ宮崎を代表する一級河川で、アユやウナギにヤマメやサクラマスなど様々な渓流漁が狙えます。そんな五ヶ瀬川水系のヤマメは赤いことが特徴で、鰭や体側線付近が朱色に染まった特別な色をしています。また、渓相も一枚岩盤を水の流れのみで削られたような滑らかな岩肌が多く、やはり宮崎ならではの風景を味わえます。
川の状況はやや渇水気味ということでかなりの苦戦を強いられました。特に、標高200~300mしかないこともあり、渓流にもかかわらず高気温で生暖かい風が吹きつけます。ルアーへの反応はイマイチで追い切らないシーンが多く、後半はテンカラで勝負を仕掛けます。困ったときのCDCアントに変えて狙いを澄まして一発!緋色まで行かずとも片鱗の見える素敵な赤ヤマメに出会う事が出来ました!
帰りに、名物のチキン南蛮×宮崎ちゃんぽんというワンパクセットをかっ喰らい、明日に備えます。
※宮崎は野生動物も多く、それらに寄生するマダニやヤマビルが非常に多いことでも有名です。行かれる方は、是非防虫対策を忘れずに行いましょう!
ヒルには天然ハッカスプレーも効果あり。
2日目は、遊漁船「クルーズ」様をチャーターしてヒラマサキャスティング×ジギング&SLJのよくばりコース。WILD-1博多店から乗船ポイントまでは約5分、空港からも15分ほどと信じられないほど近いのが博多ならでは。また、遊漁船も多く玄界灘は毎年全国各地から遠征に来られる方が多いほど、ヒラマサフィッシングのメッカです。
夏の暑い時期ということもあり、タフな状況が予想されるなか、、いざ出航。初めてのヒラマサフィッシングを経験するスタッフが神妙な面持ちでノットの説明を受けます。
出船して30分ほど程、まずは水深20前後のシャローポイント。ベイトの反応はあり、ジギングやキャスティングとどちらでも狙えるポイントです。お土産のキジハタを何匹か釣り、沖のポイントへ。
水深40m~50mの漁礁が絡むポイントでは100g前後のメタルジグを使ったジギングでヒラマサを狙います。すると、同行者の1人が漁礁真上で1バイトを出しました。しかし、根に絡まれラインブレイク…夏のヒラマサは良く引く。体感的に10㎏に迫る個体を取り逃がし、膝のつきます。
そのまま、夕方に差し掛かりシャロー帯のジギングでネリゴが連発!!待望のファイトに心が潤います!巨マゴチやアコウを交え、この日は終了。途中夕立が降り気温がぐっと下がったタイミングで表層に出るシーンもありましたが全く後に続かず、リベンジを誓う形となりました。
当日の気温は36度に加え、風も穏やかでドピーカン。灼熱のデッキを乗り越えられたのはルナテックのアクアボットのおかげでした。霧状に噴射する水は冷感・速乾ウェアとの相性抜群で、気化熱によりすぐさま体温を下げてくれます。ここ最近の買物でもピカイチの道具として殿堂入りです。
3日目はW-1スタッフお気に入りの離島「相島」へショアジギングへ行ってまいりました。タイミング的にネリゴが回ってきているため、新しいロッドのテストも兼ね、東側の地磯へ。
釣行も3日間連続ともなると集中力を維持するのもやっとです。ただ釣りたいという純粋なまでの思いだけが竿を振り上げさせてくれます。しかしながら、当日は無風かつドピーカン。昨日と同じ状況に心が折れ掛けます。合間で遊んでくれたキジハタJrで心を癒しながら迎えた午後12時。潮が動き出すと同時に海側から風も吹き出し、一気に状況が変わります。トンビもグルグルと真上を旋回し、如何にも小魚の群れが接岸している様子。そしてついに、水面に巻き起こる渦と共に単発ライズが目の前で起こります。ここぞとばかりに、メタルジグを投げ、表層を高速巻きで見切らせぬように巻いてくると。突如隣の岩陰から、筏船が・・・千載一遇のチャンスも虚しく、ベイトの群れと共にターゲットも沖へ消え去ります。帰りの便に間に合うよう、地磯を後にしました。
今年の九州で最も高気温であった灼熱の3日間をやり切り、自分の中でも何かがつかめた釣行でした。今回は辛酸を舐める形となりましたが、秋以降もう一度リベンジを果たしたいと思います。
野に臨み、便りなくも良きことなり
ご閲覧ありがとうございました。また次回の野良便りでお会いしましょう。
使用タックル
渓流 :フィシュマンブランシエラ3.9UL
:スコーピオンアベイルカスタムスプール
:PE0.6号+6lbフロロ
:メガバスハンプバック51、ハーネス炎舞50S
テンカラ :JOINTER マウンテン30
ライン :JOINTERテンカラフライ+ショートテーパーリーダー
フライ :CDCアント#16
ジギング :レスターファイン×WILD-1 マスターブレイド ベアハンド61L
リール :ツインパワーSW6000XG
ライン :PE3号+50lbフロロリーダー
ルアー :ジークRサーディン100g、スミスCBマサムネ95g
ランブルベイト×WILD-1 HAOLI AIRJIG 110g
SLJ :6.4ftMLクラスベイトタックル
リール :200番ベイトリール
ライン :PE0.6号+12lbフロロリーダー
ルアー :ジーク RサーディンTG40g、ボーズレスTGケイジ40g
ベイト :フィッシュマンBC4610XH
リール :カルカッタコンクエスト400HG
ライン :PE4号+100lbナイロンリーダー
ルアー :マリアレガート190、シマノバブルディップ180FB
ショアジギ:JOINTERプロトパックロッド
リール :バンキッシュC5000XG
ライン :PE2号+30lbフロロリーダー
ルアー :ジーク Rサーディン30g、ジャンプライズぶっ飛び君95s
1日目は、「日向の緋色ヤマメ」を求め宮崎県五ヶ瀬川水系に行ってきました。
五ヶ瀬川は延岡から日向灘にそそぐ宮崎を代表する一級河川で、アユやウナギにヤマメやサクラマスなど様々な渓流漁が狙えます。そんな五ヶ瀬川水系のヤマメは赤いことが特徴で、鰭や体側線付近が朱色に染まった特別な色をしています。また、渓相も一枚岩盤を水の流れのみで削られたような滑らかな岩肌が多く、やはり宮崎ならではの風景を味わえます。
川の状況はやや渇水気味ということでかなりの苦戦を強いられました。特に、標高200~300mしかないこともあり、渓流にもかかわらず高気温で生暖かい風が吹きつけます。ルアーへの反応はイマイチで追い切らないシーンが多く、後半はテンカラで勝負を仕掛けます。困ったときのCDCアントに変えて狙いを澄まして一発!緋色まで行かずとも片鱗の見える素敵な赤ヤマメに出会う事が出来ました!
帰りに、名物のチキン南蛮×宮崎ちゃんぽんというワンパクセットをかっ喰らい、明日に備えます。
※宮崎は野生動物も多く、それらに寄生するマダニやヤマビルが非常に多いことでも有名です。行かれる方は、是非防虫対策を忘れずに行いましょう!
ヒルには天然ハッカスプレーも効果あり。
2日目は、遊漁船「クルーズ」様をチャーターしてヒラマサキャスティング×ジギング&SLJのよくばりコース。WILD-1博多店から乗船ポイントまでは約5分、空港からも15分ほどと信じられないほど近いのが博多ならでは。また、遊漁船も多く玄界灘は毎年全国各地から遠征に来られる方が多いほど、ヒラマサフィッシングのメッカです。
夏の暑い時期ということもあり、タフな状況が予想されるなか、、いざ出航。初めてのヒラマサフィッシングを経験するスタッフが神妙な面持ちでノットの説明を受けます。
出船して30分ほど程、まずは水深20前後のシャローポイント。ベイトの反応はあり、ジギングやキャスティングとどちらでも狙えるポイントです。お土産のキジハタを何匹か釣り、沖のポイントへ。
水深40m~50mの漁礁が絡むポイントでは100g前後のメタルジグを使ったジギングでヒラマサを狙います。すると、同行者の1人が漁礁真上で1バイトを出しました。しかし、根に絡まれラインブレイク…夏のヒラマサは良く引く。体感的に10㎏に迫る個体を取り逃がし、膝のつきます。
そのまま、夕方に差し掛かりシャロー帯のジギングでネリゴが連発!!待望のファイトに心が潤います!巨マゴチやアコウを交え、この日は終了。途中夕立が降り気温がぐっと下がったタイミングで表層に出るシーンもありましたが全く後に続かず、リベンジを誓う形となりました。
当日の気温は36度に加え、風も穏やかでドピーカン。灼熱のデッキを乗り越えられたのはルナテックのアクアボットのおかげでした。霧状に噴射する水は冷感・速乾ウェアとの相性抜群で、気化熱によりすぐさま体温を下げてくれます。ここ最近の買物でもピカイチの道具として殿堂入りです。
3日目はW-1スタッフお気に入りの離島「相島」へショアジギングへ行ってまいりました。タイミング的にネリゴが回ってきているため、新しいロッドのテストも兼ね、東側の地磯へ。
釣行も3日間連続ともなると集中力を維持するのもやっとです。ただ釣りたいという純粋なまでの思いだけが竿を振り上げさせてくれます。しかしながら、当日は無風かつドピーカン。昨日と同じ状況に心が折れ掛けます。合間で遊んでくれたキジハタJrで心を癒しながら迎えた午後12時。潮が動き出すと同時に海側から風も吹き出し、一気に状況が変わります。トンビもグルグルと真上を旋回し、如何にも小魚の群れが接岸している様子。そしてついに、水面に巻き起こる渦と共に単発ライズが目の前で起こります。ここぞとばかりに、メタルジグを投げ、表層を高速巻きで見切らせぬように巻いてくると。突如隣の岩陰から、筏船が・・・千載一遇のチャンスも虚しく、ベイトの群れと共にターゲットも沖へ消え去ります。帰りの便に間に合うよう、地磯を後にしました。
今年の九州で最も高気温であった灼熱の3日間をやり切り、自分の中でも何かがつかめた釣行でした。今回は辛酸を舐める形となりましたが、秋以降もう一度リベンジを果たしたいと思います。
野に臨み、便りなくも良きことなり
ご閲覧ありがとうございました。また次回の野良便りでお会いしましょう。
使用タックル
渓流 :フィシュマンブランシエラ3.9UL
:スコーピオンアベイルカスタムスプール
:PE0.6号+6lbフロロ
:メガバスハンプバック51、ハーネス炎舞50S
テンカラ :JOINTER マウンテン30
ライン :JOINTERテンカラフライ+ショートテーパーリーダー
フライ :CDCアント#16
ジギング :レスターファイン×WILD-1 マスターブレイド ベアハンド61L
リール :ツインパワーSW6000XG
ライン :PE3号+50lbフロロリーダー
ルアー :ジークRサーディン100g、スミスCBマサムネ95g
ランブルベイト×WILD-1 HAOLI AIRJIG 110g
SLJ :6.4ftMLクラスベイトタックル
リール :200番ベイトリール
ライン :PE0.6号+12lbフロロリーダー
ルアー :ジーク RサーディンTG40g、ボーズレスTGケイジ40g
ベイト :フィッシュマンBC4610XH
リール :カルカッタコンクエスト400HG
ライン :PE4号+100lbナイロンリーダー
ルアー :マリアレガート190、シマノバブルディップ180FB
ショアジギ:JOINTERプロトパックロッド
リール :バンキッシュC5000XG
ライン :PE2号+30lbフロロリーダー
ルアー :ジーク Rサーディン30g、ジャンプライズぶっ飛び君95s