SENPERFLI/Synthetic Jungle Cock & Chadwick’s Wool 477 Substitute

2022年06月17日(金)

仙台東インター店

フライタイイングマテリアルの代用品を、二つご紹介します。

【シンセティック ジャングルコック】
昔からストリーマーやウエットフライには欠かせないマテリアルである、「ジャングルコック」ですが、質の良いものとなると、非常に高価であり、貴重なものです。
人工ジャングルコック、過去にも数々の製品がありました。
この「シンセティック ジャングルコック」はリアルなプリントと薄手のシートであることが特徴です。プレカットされているのでシートから簡単に取り外せるようになっています。シールやステッカーの感覚です。
工業製品ですから品質は均一、カラーも自在とあって、ナチュラル素材に拘らなければ利用価値は非常に高いといえるでしょう。
ストリーマーやウエットフライを巻いていて、ジャングルコックの取り付けを諦めていた方、ぜひ試してください。フライがぐっと引き立ちます。
ウェットフックでのサイズ感は、
XS(10mm) #10-12
S(17mm) #8-10
M(24mm) #6-8
あたりがサイズ選びの目安でしょうか。長くつけるか短くつけるか、大きめあるいは小さ目のバランスにセットするのかは、もちろんお好みで。


【チャドウィック ウール477(Sub)】
かの伝説的リバーキーパー、フランクソーヤーがこの世に残してくれた、世界的に著名な二つのフライパターンである「ソーヤー・ニンフ」と「キラー・バグ」。
その「キラー・バグ」のボディに使用するマテリアルには、「チャドウィック社の毛糸でカラーナンバー477」が指定されていました。現在では入手困難なこの毛糸を、センパーフライが再現してくれました。
コパーワイヤーをスレッドにして、この毛糸だけで巻き上げるという、実にシンプルなフライ「キラー・バグ」。
濡れると独特の透け具合となり、得も言われぬ生命感を醸すことに気付くことでしょう。
もちろんニンフだけではなく、ウェットフライやドライフライに用いても良いと思います。

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