紅葉を見に行こうよう

2020年11月16日(月)

入間店

問.人はなぜ山に登るのか?


答1.健康のため
  (マジメか!)
答2.そこに山があるからさ
  (名ゼリフか!)
答3.スタッフ日記のタイトルで
   ダジャレを言いたいだけ
  (・・・・・・・・・え?)

答えは3番、
登山の動機が不純なスタッフのナカジマです。


というわけで
奥多摩三山のひとつ【三頭山(みとうさん)】へ
紅葉を見に行って参りました。


【檜原都民の森】の駐車場からスタート。

トイレや土産物屋さんもあって、マイカー登山にぴったり。


チップが敷き詰められた遊歩道に
落ち葉が積もって
ふかふかのサクサクです。



20分程で【三頭ノ大滝】に到着。

写真にはちょっとしか写っていませんが、落差33mの優雅な滝です。


『おや?』
ここであることに気が付きますが、
気のせいだろうと先に進みます。


渓流沿いの整備された道が続きます。
新緑の季節も気持ちよさそうですね。

進むにつれ、先程の疑惑は徐々に確信に変わります。


ざわつく心を落ち着かせるため、
ちょっとひと休み。

気温の低い秋は、夏に比べて汗をかかないので軽視しがちですが、空気は乾燥していますので水分補給は大切です。
喉の渇きを感じる前に、こまめに飲みましょう。


山頂付近までくると、疑惑どころではなく、もう決定的。

『紅葉・・・・・・・・・無くね?』


そうなんです。
来る時期がちょっと遅かったようです。


でも、大丈夫。

葉が落ちているということは、その分まわりの景色が良く見えるということです。
人生だってそんなもんです。

ガイドブックには、
『山頂からは富士山もよく見える』と書いてありました。
よしよし。


山頂に到着。

立派な標柱が立っていますが、ここは最高峰ではなく、ちょっと低い【西峰】。
三頭山はその名の通り、【東峰】【中央峰】【西峰】の3つの頂があります。
【西峰】の山頂は広く眺めがいいので、多くの登山者が休憩中。


ここから南西の方角を眺めると
富士山が見え・・・・・・・・















見えねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。

ちょうど雲に隠れてしまいました(泣)

まあ、日頃のおこないが文句なしの私でも
こんな日もありますよ。



山頂のように複数の登山道が交わる【交差点】は、ルートを間違えやすいポイントの一つです。
地図とコンパスで進むべき方角を確認します。



西峰から数分で中央峰に到着。

山頂は狭く、標柱は小さく、誰もいない・・・。
一番高いのに、人気がない中央峰。

どんまい、中央峰。
背が高いだけじゃモテないんだね。



同じ道を戻るのが好きじゃないので、帰りは別のルートで下山。
登りは沢沿いで展望がありませんでしたが、こっちはバッチリです。

奥多摩三山仲間の【御前山】【大岳山】、その先にあきる野市方面の展望。
つい足を止めて眺めてしまいます。


の、
フリをして、
休む私。


ええ、疲れたんです。
実は寝坊してスタートが遅かったので、長い休憩は取らずにここまで来ました。


この日の山中の気温は一桁。
歩いているときは汗をかきますが、休憩中は一気に冷えます。
こんな時は、着るものが大事です。

この日の私は

【ファイントラックのドライレイヤー】
【パタゴニアのキャプリーン】
【フォックスファイヤーの化繊シャツ】
という組み合わせ。

『冷えた汗を肌から遠ざける』
『吸った汗はすぐ乾く』
というのがキモ。

風対策のソフトシェルジャケットや保温着もザックに入れてましたが、出番なく下山できました。


そして今回気を付けたのが
『年相応のおっさんらしさと普段着感』

初心者向けの山ですし、もういい歳ですからね。
まるでアウトドア用品店の店員のような、キメキメの服装は、ちょっと気が引けるのです(笑)



寒暖差の大きい今の季節は、外遊びのウェアも悩みますよね。
道具のことやフィールドのことなど、ご不明な点は店頭スタッフにお気軽にお問い合わせください。



さて、下山してわかったこと。
それは

駐車場の紅葉が一番きれい(笑)


どんまい私。
また来年、来ればいいさ。



- 動機不純の罰があたった? ナカジマ -
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