持続可能な釣りを目指して

2020年08月19日(水)

入間店


こんにちは。
いつも自然環境のことを考えて生きている釣り担当クリハラです。
長い梅雨もあけ、ようやく久しぶりのイワナ釣りに出掛けてきました。

最近は自分の知らないパラダイスのような場所がどこか近場にあるのではないかと妄想しながら、1/25000の地形図を眺めて良さそうなフィールドを探しています。
今回はそんな情報収集の結果、見つけた小さな沢です。

いつも自然環境のことを考えているので、当然川の様子も気になります。
連日の雨で渡渉するのが危険なほど水位が上がっていないのか?
上流で土砂が流れ込んで、釣りができないほど水が濁っていないのか?
はたしてそこに魚は生息しているのか?
気になることだらけです。


そんな中、釣りをするうえで特に気にかけているのが自分の釣りが環境の負荷になりすぎていないか?ということです。

釣った魚を持ち帰りすぎていないか?(普段は持って帰りませんが、持ち帰る事を否定している訳ではないですよ。)とかゴミを出していないか?などなど

現状、人として生きている以上自然環境に全く負荷をかけずに生きて行くということは非常に難しいことは理解しつつ、まぁこれからも長く自然の中で遊んでいけるように最低限のことはしておきたいですよね!といったゆるめのスタンスです。


釣りをしているうえでいつも気を付けているのは、フライやルアーを交換した際に出る糸くずです。いくつかのフィッシングアクセサリーメーカーが同じようにこの問題を気にしていて、良い製品を供給してくれています。私が使っているのはニュージーランドのフィッシングアクセサリーメーカー“SMITH CREEK”のスペントラインラングラーです。(他にもフィッシュポンド社やフルックス社から良いもの出ています。)


使用済みのライン・糸くずをクルクルと巻き付けて持ち帰り、家に持ち帰ってから適切に処理します。ストレスなくごみを持ち帰る方法を用意しておくことは割と重要です。


もう一つはベルモントのルアーリターンワイドです。
水中に引っかかってしまったルアーや木の枝に引っ掛けてしまったフライの回収にかなり役立ちます。今回はフライを引っ掛けてしまった木の枝を手繰り寄せ、絡まったラインやフライを回収。足元が不安定な場所で背伸びをして木の枝をつかんだりする必要もなく、フィールドに不要な糸くずなどを残す事もない優れものです。

今回の釣り旅でもどちらのアイテムもとても活躍しました。いつまでも気持ちよく釣りが楽しめる環境の維持のため、出来る事からちょっとずつ行動していきたいですね。

釣りの方は順調で、今回もきれいなイワナに遊んでもらってきました。


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