8足目のダナー

2020年07月14日(火)

入間店

みなさん、こんにちは。

下駄箱にも遊び道具部屋にも収まりきらない靴たちが、雛人形のように階段に並び始めたスタッフのナカジマです。

スキー・スノーボード用のブーツが10足以上あるのが一番の敗因なのですが、それはひとまず見なかったことにして、今回はもうひとつの勢力『Danner(ダナー)』のお話。



今でこそ、トレッキングシューズなどに多く使用されている防水透湿素材“ゴアテックス”ですが、それを世界で初めてシューズに採用したのが、ダナーの名作『ダナーライト』です。

私も昔から憧れていたアウトドアギアのひとつ。
購入したころは『かっこ良くて、しかも防水』というのが嬉しくて、店舗での仕事中はもちろん、キャンプ、トレッキング、釣りなど(時には船で行く沖釣りにも!)、オンオフ問わず履きまくっていたものです。
ソールを交換しながら20年ぐらい履いています。
いわゆる『一生モノ』ですね。

我が家には他にも、定番の『マウンテンライト』から、スーツの時に履く『ポストマン』まで、7足のダナーがあります。

そしてこのたび、8足目が仲間入り♪

パタゴニア
『フット・トラクター・ウェーディング・ブーツ』


ん?パタゴニア?
ダナーじゃないの?

実はコレ、パタゴニアとダナーが共同開発した釣り用のブーツなのです。

パタゴニアのイノベーションを、ダナーの職人技が製品化。
パタゴニア好きでダナー好きで釣り好きな私が買わないわけがありません。


先日、このブーツを履いて、遅ればせながら今年最初の渓流釣りに行ってきました。

梅雨のこの時期、川までのアプローチでは、道がぬかるんでいたり落ち葉が濡れていたりと、滑りやすいもの。
時には崖みたいなところを降りたりしますので、とても怖いです。

しかし、今回のブーツはへっちゃら!

濡れた面で最大限にグリップ力を発揮するソールに、付属のスタッド(鋲)をセット。
砂利と泥が混在する川床でもしっかりと足場を確保し、長時間の林道歩きもラクです。


9ヵ月ぶりの渓流。
例え魚が釣れなくても、澄んだ空気と緑の中で竿を振れるだけで幸せですね。

と、
『釣れなかった時にホームページで負け惜しみを言うとき用の風景写真』も一応撮っておいたのですが



釣れました~!

ヤマメさん♪

続いて

イワナさん♪


昨年の台風の影響で、これまでとは全く違う流れになってしまった場所もありましたが、魚たちは元気に出迎えてくれました。
釣りの神様が、今までマジメに自粛していた私に気を使ってくれたんですね、きっと。


森の中を静かに流れる川。

涼みに行くだけでも気持ちいいですよ。
梅雨が明けたら、みなさんも、ぜひ。



わたくし、釣りに行く時は、パタゴニアの『ブラックホール・ギア・トート』に道具をすべて詰め込んで出かけるのですが、

帰りには、ドロドロになったブーツやウェーダーを他の道具と一緒にするのは気が引けます。

そんな時は

『WILD-1エコバッグ』の出番!
名前の通り買い物用のエコバッグとして販売している商品ですが、薪やキャンプ用品の持ち運びにも便利。
完全防水ではありませんが、ちょっとした濡れ物や汚れ物を一時的に入れておくのにも使えます。
ツルっとした素材ですので、バッグ自体が汚れても簡単に洗い落とせます。
そして、オールドスクールなこのルックスが、2周回っていい感じ♪
WILD-1各店にて販売中です。
(売り切れの際はご容赦ください。)



さて、
7月1日からのレジ袋有料化は、みなさんも環境について考えるきっかけになったのではないでしょうか。

レジ袋の削減でゴミを減らすのも、環境への取り組みのひとつ。

そして、
使い捨てではなく、『お気に入りの道具を修理して長く使う』というのも、ゴミを減らし資源を節約する方法のひとつです。

今回ご紹介したウェーディングブーツは、修理しながら長く使えるようデザインされています。
私が所有している他のダナーブーツよりちょっと高いですが、一生使えると思えば大した金額ではありません。
ぜひ。



ちなみに
現在我が家にある靴の最古参は

高校生の頃に買った『レッドウィング アイリッシュセッター』です。
ソール交換を繰り返し、30年経った今も現役なので、こいつも一生モノ間違いなし。

定位置は階段の上ですが(笑)


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