フィッシングコーナーより、那珂川水系でヒカリ探し・その他4月フィールド情報
2026年05月04日(月)
注※長文のためフィールド情報のみご覧になりたい場合は下側までスクロールしてください。
★3月の那珂川水系でヒカリ探し★
「ヒカリ」とは海に降りる前のサクラマスの子供のことです。
一般的には生まれて2年目の春に海に下ってのち、夏に向かい適水温と餌を
求めて親潮の勢力圏まで北上し、その後は北海道東方沖からオホーツク海に
至り、そこで越夏すると言われています。体形が鉛筆のように細く、
全身がシルバーの鱗に覆われ、背びれや尾びれがツマグロになっているのが
特徴です。この写真はお世話になっているお客様が近年釣りあげたもので、
ご厚意で掲載させて下さいました。春先のヒカリ釣りが有名なのは親潮に面
した三陸の河川などですが、那珂川水系でも以前は解禁初期の本流のトロ場
などで多くの個体を見ることが出来ました。しかしながら海水温の上昇や、
2010年代後半の夏季の渇水などの要因でサクラマスの遡上がごく僅かとなった
現在、この時期にヒカリを確認することはかなり難しくなってしまいました。
しかしながら全く居なくなってしまった訳ではなく、本流の局所に単独に
近いかたちで遊泳していたり、本流と繋がっている小渓でヤマメに交じって
釣れてくることもあるようです。また、ヒカリ本来の性質は流れのゆるい
地形のヒラキでユスリカなどを食べていることが多いはずですが、
私が知る限り、地元水系の支流ではそれなりに流速のある平瀬などでも
釣れることがあったため、この春は久しぶりに花粉症を我慢して、
天気の良い日の午後はヒカリ探索をしてみようと思っていました。
しかしながらこの時期の本流上流の生命感は本当に乏しく、一切反応が
得られない釣行が続きました。解禁初期からしばらくは越年した居つきの
ヤマメはまだ目を覚まして居ないので、釣れさえすればこの時期の低水温
でも餌を摂っているヒカリに類する魚であろうと探索を続けたものの、5回
ほどの釣行で得られたヤマメは2匹のみと、予想通り厳しい結果ではありました。
しかしながらそのうちの1匹はヒカリに類する魚と言ってよい個体でした。
(薄いツマグロの背びれが見えたものの、残念ながら写真を撮る前に逃げられて
しまいました。)
同時期に釣れたこちらの越年個体とは体形が全く違い、
スモルト化に加えて体形が細く未成熟な印象が強くあります。この時期に本流
で餌を摂っていたことからも下る性質のあるヤマメなのではないかと思いました。
その後風が強く釣りにならない休みが続き、雪シロに伴うダムの放流が始まった
ことで、今年の探索を終わることにしました。
ご存じの方もおられるかと思いますが、南東北の太平洋側~北関東のヒカリの多く
が秋から冬に海に下る性質に変わってきており、これは伊勢湾などの水温の高い海
の環境に適応したサツキマスと全く同じ生態です。では数少ないながら春に海に下
ろうとしているヒカリはどうなるのか?と考えると、その殆どが海に降りても夏に
向かい適水温の壁に阻まれて短期間の沿岸降海を行うか、完全に海には下らず汽水
域で餌を取り再び遡上するいわゆる戻りヤマメになると思われます。非常に低い確
率で、夏になるまでに親潮の勢力圏に到達出来た極めて少ないヒカリのみが、東北
で釣れるような大型個体となって戻ってくると想像しています。那珂川自体が100
キロ以上の流程であり、その上流から海に下って太平洋を北上することを考えると
、目の前が親潮の勢力圏である東北と比べ、如何に厳しい旅であるかが分かります
。そして、ヒカリの銀毛変態が過当競争に敗れることで促進されるということと、
河川残留個体(主にオス)の早熟傾向がスモルト化を抑制しているということも分
かっています。海に下ることで外敵に捕食されるリスクが非常に高くなることを差
し引いても、餌の限られる河川上流域で成熟まで生存出来るヤマメの個体数には限
りがあることから、これは実質的な住み分けを意味しています。つまりは、その水
系のヤマメの個体数が増えなければ、海に下るヒカリの数も増えないということに
なります。願わくばまた多くのヒカリが降下するような豊かな川になってほしいと
思いますし、一遊漁者として水系のヤマメを大切にし、どうすれば増やすことが出
来るのか、常に考えていきたいと思います。
★4月5日 隣県ダム釣行★
解禁した東北のダム湖に行ってきました。ワカサギの接岸はまだですが、
バックウォーターで40㎝クラスのイワナを2本キャッチすることが出来ました。
使用ルアー:ジェットブースト90S、シュマリ110ほか
★4/24 山形県最上郡河川釣行(サクラマス)★
記録的な積雪で、昨年の同時期は全く釣りが出来なかった最上川の支流に釣行
してきました。最上川の合流が近い最下流で釣れ始めて間もないという情報を
得ていましたが、雪シロがほぼ収束し、水位、水量共に最高の状況であり、最
下流からのファーストランは既に進行していると読んでいたため、中流をラン
ガンして59㎝をキャッチすることが出来ました。
使用ルアー:ソウルズ ブルースライドIM 2026WILDー1東インターオリジナルカラ
ー
★4月28日 鬼怒川水系ダム釣行★
県内の湖は雪の少なさもあってフィールドによっては昨年と数メートル単位で
水位が下がっていますが、ワカサギも接岸しショアラインでもスモルトやニジ
マスの反応が得られました。
使用ルアー:ヒメポン12g、15g、ワカサギカラーミノー各種
★3月の那珂川水系でヒカリ探し★
「ヒカリ」とは海に降りる前のサクラマスの子供のことです。
一般的には生まれて2年目の春に海に下ってのち、夏に向かい適水温と餌を
求めて親潮の勢力圏まで北上し、その後は北海道東方沖からオホーツク海に
至り、そこで越夏すると言われています。体形が鉛筆のように細く、
全身がシルバーの鱗に覆われ、背びれや尾びれがツマグロになっているのが
特徴です。この写真はお世話になっているお客様が近年釣りあげたもので、
ご厚意で掲載させて下さいました。春先のヒカリ釣りが有名なのは親潮に面
した三陸の河川などですが、那珂川水系でも以前は解禁初期の本流のトロ場
などで多くの個体を見ることが出来ました。しかしながら海水温の上昇や、
2010年代後半の夏季の渇水などの要因でサクラマスの遡上がごく僅かとなった
現在、この時期にヒカリを確認することはかなり難しくなってしまいました。
しかしながら全く居なくなってしまった訳ではなく、本流の局所に単独に
近いかたちで遊泳していたり、本流と繋がっている小渓でヤマメに交じって
釣れてくることもあるようです。また、ヒカリ本来の性質は流れのゆるい
地形のヒラキでユスリカなどを食べていることが多いはずですが、
私が知る限り、地元水系の支流ではそれなりに流速のある平瀬などでも
釣れることがあったため、この春は久しぶりに花粉症を我慢して、
天気の良い日の午後はヒカリ探索をしてみようと思っていました。
しかしながらこの時期の本流上流の生命感は本当に乏しく、一切反応が
得られない釣行が続きました。解禁初期からしばらくは越年した居つきの
ヤマメはまだ目を覚まして居ないので、釣れさえすればこの時期の低水温
でも餌を摂っているヒカリに類する魚であろうと探索を続けたものの、5回
ほどの釣行で得られたヤマメは2匹のみと、予想通り厳しい結果ではありました。
しかしながらそのうちの1匹はヒカリに類する魚と言ってよい個体でした。
(薄いツマグロの背びれが見えたものの、残念ながら写真を撮る前に逃げられて
しまいました。)
同時期に釣れたこちらの越年個体とは体形が全く違い、
スモルト化に加えて体形が細く未成熟な印象が強くあります。この時期に本流
で餌を摂っていたことからも下る性質のあるヤマメなのではないかと思いました。
その後風が強く釣りにならない休みが続き、雪シロに伴うダムの放流が始まった
ことで、今年の探索を終わることにしました。
ご存じの方もおられるかと思いますが、南東北の太平洋側~北関東のヒカリの多く
が秋から冬に海に下る性質に変わってきており、これは伊勢湾などの水温の高い海
の環境に適応したサツキマスと全く同じ生態です。では数少ないながら春に海に下
ろうとしているヒカリはどうなるのか?と考えると、その殆どが海に降りても夏に
向かい適水温の壁に阻まれて短期間の沿岸降海を行うか、完全に海には下らず汽水
域で餌を取り再び遡上するいわゆる戻りヤマメになると思われます。非常に低い確
率で、夏になるまでに親潮の勢力圏に到達出来た極めて少ないヒカリのみが、東北
で釣れるような大型個体となって戻ってくると想像しています。那珂川自体が100
キロ以上の流程であり、その上流から海に下って太平洋を北上することを考えると
、目の前が親潮の勢力圏である東北と比べ、如何に厳しい旅であるかが分かります
。そして、ヒカリの銀毛変態が過当競争に敗れることで促進されるということと、
河川残留個体(主にオス)の早熟傾向がスモルト化を抑制しているということも分
かっています。海に下ることで外敵に捕食されるリスクが非常に高くなることを差
し引いても、餌の限られる河川上流域で成熟まで生存出来るヤマメの個体数には限
りがあることから、これは実質的な住み分けを意味しています。つまりは、その水
系のヤマメの個体数が増えなければ、海に下るヒカリの数も増えないということに
なります。願わくばまた多くのヒカリが降下するような豊かな川になってほしいと
思いますし、一遊漁者として水系のヤマメを大切にし、どうすれば増やすことが出
来るのか、常に考えていきたいと思います。
★4月5日 隣県ダム釣行★
解禁した東北のダム湖に行ってきました。ワカサギの接岸はまだですが、
バックウォーターで40㎝クラスのイワナを2本キャッチすることが出来ました。
使用ルアー:ジェットブースト90S、シュマリ110ほか
★4/24 山形県最上郡河川釣行(サクラマス)★
記録的な積雪で、昨年の同時期は全く釣りが出来なかった最上川の支流に釣行
してきました。最上川の合流が近い最下流で釣れ始めて間もないという情報を
得ていましたが、雪シロがほぼ収束し、水位、水量共に最高の状況であり、最
下流からのファーストランは既に進行していると読んでいたため、中流をラン
ガンして59㎝をキャッチすることが出来ました。
使用ルアー:ソウルズ ブルースライドIM 2026WILDー1東インターオリジナルカラ
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★4月28日 鬼怒川水系ダム釣行★
県内の湖は雪の少なさもあってフィールドによっては昨年と数メートル単位で
水位が下がっていますが、ワカサギも接岸しショアラインでもスモルトやニジ
マスの反応が得られました。
使用ルアー:ヒメポン12g、15g、ワカサギカラーミノー各種