フィッシングコーナーよりフィールド情報

2024年06月05日(水)

西那須野店

★6/4 山形夏サクラマス釣行★


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久しぶりに最上郡を流れる最上川支流を訪れました。
この川は海からそれほど距離が遠くなく、以前にも書きました、
夏に遡上してくる小型のサクラマスの条件にも合致しているフィールドです。
今年は東北全体に雪が少なく、GWのころには渇水傾向になってしまった川が
多かったはずで、この川も例にもれず田植えの取水も相まって5月の後半まで
渇水が続いていました。
月末ごろにようやく纏まった雨が降り水位が安定してきたこともあり、
すでに遡上した魚、これから新たに遡上してくる魚、両方のチャンスが
あると思っての釣行です。

とはいえ長く渇水が続いたことで魚の動きが全く読めていないため、
ざっくりと釣りをするエリアを上流と下流に分け、上流では既に遡上して
滞留していた魚を、下流では遡上から間もない魚を狙い分けるつもりでやってみました。

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まずは上流の岩盤が壁になっている定番のポイントでやってみると、
程なくて本流ヤマメが肩に近いところでヒット。取り敢えず魚が
反応してくる水であることに一安心、そのままシモに向かって刻んでいき、
底石がゴロゴロ入っているヒラキに差し掛かったところで待望のバイト。
しかし手元にマスの重みが乗っていたのは一瞬で、本命の鱗が付いた
ルアーが戻ってきました。。


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しかしマスがこの一帯に差さっていることは分かったので、ここからは
ひと際高くなったヤブを漕ぎつつ、兎に角ルアーを投げまくります。
ですがここから反応を得るまでが長く7時間アタリなし。このタイミング
で今日自分に釣れる可能性のある魚が上流には居ないと判断し、新たに
差してくるであろう魚に狙いを絞って下流に移動しました。

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時間は午後2時ごろですが、曇天なら瀬を中心に動く魚が居ると思い、
水深の浅い深瀬を釣り下ります。対岸のボサ際が影になっている側を
魚が遡上していくイメージで刻みますが反応なく、もうこの瀬は諦め
ようと思い手前側のカケアガリを切ったルアーを回収しようと早巻を
した瞬間にヒット。
小型ですが今年キャッチしたどのマスよりも鋭い引きを見せ、
ハラハラしつつランディングしたのは、スリムでありながら筋肉質で
尾びれが大きく、そしてシルバーの鱗がまだ剥がれる、夏サクラの
特徴に合致する魚でした。1週間~2週間前は海に居たに違いありません。


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使用していたもののふ大鱒は、シンキングでありながら浮力が
あり沈み過ぎないため、小型の遡上マス狙いに丁度良く最近は
使う機会が増えました。

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激しいファイトでフックがぐにゃぐにゃに。

以前は地元那珂川でも6月に狙えた本マスに近いサイズと姿に、
初夏に銀毛の強いマスが釣れるのはやっぱり嬉しいなと思いました。
行き帰り共に下道を併用したため往復で10時間掛かってしまいました
が、良い釣行となりました。


★那珂川本流情報★

こちらも月末から良い感じで雨が降り、水系のコンディションが上がり
お客様から40㎝の本流ヤマメの情報も頂けるなど、調子が上がってきています。


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担当も35㎝をキャッチ。水の状況にもよりますが梅雨時期は那珂川本流の
ベストシーズン。お客様からの情報も豊富な当店に是非お越しくださいませ。



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