日本製　吊り編みＴシャツ

【BARNS】
50年代から70年代のアメリカが持っていた雰囲気を蘇らせクラシカルな雰囲気のあるアイテムを提供する日本のアメカジブランド。


みなさん「吊り編み機」という機械はご存知ですか？
一言で説明すると「吊り編み機」とは、ニット生地を編み立てる旧式の編み機のこと。
中でも裏毛（スウェット）がよく知られていますが、現在では稼働する台数が減り、希少性の高い物となっています。

実はその名の通り、編み機が梁(はり)に吊り下げられているからなんです。
生地になる際、糸は過度に引っ張られません。
👆「引っ張らないこと」が吊り編みの大きなポイントなのです！
つまり糸が常にリラックスした状態で、引っ張られずに「自ら編まれていく」感じ。
まるで生き物のように、自分で前後運動しながら大きくなっていくんです。

👆糸にストレスをかけずに「空気まで編み込んだ」ような編み方。
この構造こそが、吊り編みならではの独自の風合いを生み出すのです。

先程「生地を編む構造」でもご説明しましたが、吊り編み機は生地を編む際に余計な力を加えません。
そして編み上がった生地も強制的に巻き取りません。

👆そのため、とても柔らかくふんわりとした生地に仕上がります。
また手編みのような温もり、独特の豊かな風合いを持っており、その特性を長期間保ちます。

1960年中頃までのヴィンテージと呼ばれるスウェットのほとんどが吊り編み機で作られており、何十年経った現在でも多くのファンを魅了し続けています。


今の時代の物づくりをすることでそれを手にした皆様にもそれを肌で感じていただけると幸いです。