小山店/アップサイクル【Upcycle】へのとりくみ ~vol.7~

2021年12月03日(金)

小山店

お店で出た廃材(段ボール)を使ってのアップサイクルの第7回目。今回は道具についてのお話です。


この重量感のある鉄の道具のようなもの?
コレは小山店のカウンターの隅っこで長い間ほこりをかぶって、アンティークのオブジェと化していたモノです。
現スタッフに「これは何に使うものなのか?」「どうやって使うものなのか?」尋ねたところ、知っているものは誰もおらず・・・月日が経ちスタッフの入れ替わりがあると、よくある話です。

実はコレ何かと申しますと「ハンドプレス」というもので、レバーを手動で操作して局所的に対象物に圧力をかけ、プレス加工をすることができる工具です。よくレザークラフトなどをされる方にはおなじみかもしれませんね。
WILD-1にて、ウェアなど店での細かな修理と言う事は今では行いませんが、昔、あるお取引先の営業の方より雨具のボタンの修理用にと言う事で、どこかの工場で使われていたものを、十数年前に譲り受けたものでした。



今の時代になってまた、価値のある使い方が出来る道具に、なにか愛しさを感じます。
と言う事で今回のアップサイクル用に復活させようと、専用のパーツの調達やらメンテナンスを行い、なんとか使える状態になりました!!
「捨てられようとしていた廃材と、存在を忘れ去られていた道具が作り出すアップサイクル」身近なところに意外な発見がありました!

今回はこの年季の入ったハンドプレスでNOOTBOOKを作ってみました。
材料はイタリアンパスタの「DIVELLA」。デザインが良かったのでお隣ワイルドバーンの廃段ボールを拝借いたしました。

もちろん、ハンドプレスが無くても、写真にあるような道具があれば簡単に作業が出来ます。
手芸屋さんに行けばいろんなパーツが入手出来ると思います。
皆さんもぜひ身近な材料、道具でアップサイクルチャレンジしてみてください。
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