キャプリーンを着て旅に出る(後編)

2019年06月18日(火)

入間店

みなさん、こんにちは。
『キャプリーンを着て旅に出る(後編)』を書こうとして、ピタっとペンが止まったスタッフのナカジマです。

なぜなら
カメラに残っている写真が

雪の どアップとか

なんの変哲もない空とか。

そんなのばっかり。

一人旅の時は三脚を立てて自撮りするのですが、爆風吹き荒れるここ鳥海山(ちょうかいさん)では、三脚も立っていられないのです。

しかも、
登り始めてすぐに現われる斜面の亀裂。

滑っている時、斜面の上からは見えにくいですし、もう少し季節が進めばこの亀裂からごっそり雪崩れるかもしれません。


そんな、安全とは言い難い雪の上を、爆風に耐えながら進む私。


その横をスノーモービルであっさり追い越して行くパトロールのみなさん。

『僕も乗せて~!』
と叫んだ私の声は、もちろん風にかき消されました。


この日は海側とは逆の登山口から登っているのですが、標高を上げると、徐々に海が見えてきます。
日本海を眺めながらスキーができるっていうのが、鳥海山の魅力のひとつ。
つい足を止めて、しばしその景色に見惚れてしまいます。

の、
フリをして、
休む私。


風はいっこうに止む気配なし。
それでも登るのをやめないのは、登るにつれ、どんどん雪質が良くなっているからです。

ザラメ雪の表面だけ薄~い氷の膜ができている『フィルムクラスト』状態。
スキーが良く走るうえに、滑るとその氷が割れ、
『シャリラリラ~ン』とか
『キラリラリ~ン』とか、
新雪とはまた違った気持ち良さのスキーが楽しめます。


登頂は無理としても、もう少し登れば滑りごたえのある斜面があるはず。
せめてそこまで・・・、
と思った瞬間!

なんと、
私のニット帽が風で飛ばされてしまいました!
ツバのあるキャップやハットならまだしも、ニット帽が飛ぶって!


『待て待て~』

結局、目指していた斜面にたどり着く直前で、ものすごい勢いで転がって行く帽子を追いかけて滑り降りることになってしまいました(泣)

やれやれ。


翌日は海側の登山口から登りますが


やはり強風のため、あっさり撤退。

日本海めがけて滑ります。

この日は埼玉に帰らなければならなかったため、早めに現地を出発しましたが、夕方までいると日本海に沈む夕日の中でスキーができます。

機会がありましたら、みなさんもぜひ。


ちなみに
鳥海山へ来た時は、
登る → 滑る → 温泉 → シュワシュワ 
を、毎日繰り返しているのですが、

温泉で服を脱いでいる時に気づいた事があります。
それは・・・・・臭くない。
(個人の感想です)

そうなんです。
今回着ている『パタゴニア キャプリーンベースレイヤー(肌着)』は、吸湿発散性と速乾性はもちろんのこと、耐臭性にも優れているのです!

玄関を一歩出た途端、近所の犬がいっせいに吠え出すほどの臭いを発している私でも効果がありましたので、みなさんも実感できるはずです。
普段使いはもちろん、旅のお供にも、ぜひ!


- 一日が36時間でも足りない ナカジマ -
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