富士山麓タープ泊

2018年09月27日(木)

入間店

富士山の麓へキャンプに行ってきた。

タープを張り


マットを膨らまし


この日の寝床完成。


このマットは厚さが15cmあり、15PSIという高圧の空気を注入しているので、超快適。


しかもフラットで滑りにくいので、テーブルとしても秀逸。


そしてこのマットの最大の特徴は、

水に浮かべて旅に出られること!

アウトドア好きな読者のみなさんならとっくにお気づきかと思うが、コレはマットではなく、SUP(サップ)である。
サップと聞いて、『ボブ・サッ○』しか思い浮かばないアナタのためにカンタンに説明すると、SUPとは『Stand Up Paddleboard』の略で、ボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進んで行く遊びである。
(メーカーはマットやテーブルとしての使用を推奨しておりませんので、自己判断のもとでどうぞ)


まだ初心者の私。
この日は湖でターンの練習である。

目標はひと漕ぎでボードを180度以上回すこと。
ツーリングするだけなら必要ない技術だが、『できたほうがカッコイイ』という理由だけでやっている。


しかし、出発前にアクシデント発生!
なんと、金髪ビキニ美女が私のキャンプサイトの前に突然現われ、水遊びを始めたではないか!
今の私の技術ではまっすぐ進むのもやっとなので、この状況で漕ぎ出したら金髪ビキニ美女にぶつかって怪我をさせてしまうかもしれない。
それだけは避けなければならない。
早く練習したいのはやまやまだが、しばらく金髪ビキニ美女を見守るとしよう。


・ ・ ・ ・ ・ ・


金髪彼氏の登場で、ハッ!と、我に返った私。
あれからどのくらいの時間が経っただろうか。
あやうく目の保養だけで1日終わってしまうところだった。


慌てて準備して漕ぎ出したが、あっという間に日が暮れてこの日は終了。

(金髪カップルは4枚目の写真に小さく写ってます)



テントは張らず、タープの下で寝る。
SUPをマットに。

深夜、気配を感じて目を覚ますと、お月さまがこっちを見ていた。
湖がそれに応えるように光っている。
もう少しSUPが上達したら、月夜のツーリングも楽しそうだ。

目が覚めるたびに、違う表情の空を見ることができる。
タープ泊の醍醐味。



翌朝は早起きして練習。
前日と違って練習の目的ができたのでヤル気満々。


えっ?
目的は何かって?

金髪ビキニ美女を見つけたら急行するために決まってるじゃないですか!



SUPはフィットネス効果の高い全身運動だと言われるが、たしかに、すぐに腹が減る。
この日は朝食もSUPの上で。

バランス崩してナベがひっくり返らないように、バーナーとナベを一体にできる『ジェットボイル』をチョイス。
安いカップラーメンでも、湖のど真ん中で、風に流されながら食べると格別。
(メーカーはSUPの上での炊事を推奨しておりませんので、自己判断のもとでどうぞ)


今回の練習の甲斐あって、少しは上達したかな。

ツーリング、フィッシング、サーフィンなど、いろんな遊びができるSUP。
キャンプ場で寝泊りするだけのキャンプに慣れたら、こんな遊びをプラスしてみると、子供たちも喜ぶだろう。


最後に。
暑い季節の私のSUP装備をご紹介。

『ファイントラック』の撥水ウェアに、『パタゴニア』の水遊び系をプラス。
水の中が良く見える『偏光サングラス』や、命を守るPFD(通称:ライジャケ)も必需品。

たしか、どれもこれも、WILD-1入間店で取り扱っております。
ぜひ。


え?
なんで全部干してあるのかって?

野暮な事は聞かないでください。

ただ
SUPから見上げる夜空も素敵だったけど

湖に浸かって見上げる青空もサイコーだということはお伝えしておきましょう。


- 西湖の子鹿 ナカジマ -
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